麻酔科
麻酔科について
当科は、患者さんにとって安全で安心な手術の遂行を第一の目標としています。麻酔科医は、全身麻酔、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔、静脈麻酔を担当しており、必要があれば局所麻酔手術でも全身管理を行っています。
令和2年現在、常勤麻酔科医が1名であるため、不在時や業務が重なる時の予定手術は大分大学麻酔科に依頼をしています。また緊急手術時には外科系医師に脊髄くも膜下麻酔をお願いすることもあります。
外来診察では、痛みの治療や痛みをコントロールするペインクリニックを行っています。これは主に、神経ブロックや薬による治療を行います。
診療実績(令和2年度)
年間外来延べ患者数 299人
令和2年度、手術室における全手術件数(局所麻酔を含む)は416件でした。新型コロナウィルス感染拡大の影響等で手術件数は前年度比で約30%減少しました。麻酔科医が管理をした件数は、全身麻酔が292件、脊髄くも膜下麻酔が35件で計327件でした。こちらもピーク時平成23年度の604件から令和2年度は327件に減少しています。麻酔法別では、全身麻酔の割合が増加しています。腹腔鏡手術、抗凝固・抗血小板薬、患者の希望、高リスク患者に対するより確実な全身管理の必要性などが原因と思われますが、脊麻は急速に減少しています。
外来診療体制
こちらからご確認ください。→ 外来診療体制表